人と会う機会の多い営業職の方は、スーツを着てかちっと決めている必要がある、と思っている方も多いのではないでしょうか。
担当業界やクライアントによって変わりますが、女性の方はある程度カジュアルな服装でも許される場合もあります。
ここで疑問になるのが、
「営業職におけるオフィスカジュアルはどこまでOKなのか?」
「営業シーンにおけるオフィスカジュアルのポイントやコーデはどのようなものか?」
という点です。
今回の記事では、
- 営業職のオフィスカジュアルのポイント
- 春夏秋冬、季節ごとの営業職のオフィスカジュアルのコーデ例
- 営業職のオフィスカジュアルでのNG例
を紹介していきます。
この記事を読めば季節ごとのコーデ例を理解することができ、出勤前に頭を悩ませているコーディネートについて解消することができます。
目次
営業職のオフィスカジュアルのポイント
営業職のオフィスカジュアルのコーディネートを考えるにおいて、下記のポイントを抑えるようにしましょう。
- ベーシックカラーで揃える
- 露出を少なくする
- 襟つきトップスできちんと感を出す
- ワンピースはシックなものを
- ストッキングを履く
- パンプスのヒールは適度な高さに
これらのポイントを抑えておけば、先方にTPOをわきまえられる方だ、という印象を与えることができます。
営業職に限らずビジネスシーンにおけるオフィスカジュアル全体に言えることですが、なるべく目立ちすぎる格好は控えた方が良いです。
また、露出の多い服装は、クライアントの方にマイナスの印象を与えかねないので、控えるようにしましょう。
それぞれ具体的に解説していきます。
ベーシックカラーで揃える
白、ベージュ、ブラウン、黒、グレー、ネイビーなど、ベーシックカラーと言われる色合いの服装を選ぶようにしましょう。
訪問する企業によって社風や文化が違うので一概には言えませんが、ベーシックカラーの服装を選んでおけば、どの業界の企業に訪問するにしても不適切な印象を与えることはありません。
パステルカラーのような淡い色であればピンクや水色なども可能ですが、ビビッドカラーのように主張の強い服装は、訪問先企業によってはNGの場合があるので控えた方が無難です。
露出を少なくする
肩や足、腕、胸元などは、露出が少ないような服装を選ぶようにしましょう。
訪問先企業の担当者が男性の場合、露出の多い服装を着てきた営業に対して、目のやり場に困ってしまいます。
TPOをわきまえられない方なのか、とマイナスの印象を与えてしまうことにもなります。
相手に良い印象をもたらすのも、営業の仕事です。
オフショルダーやミニスカートなど露出の多い服装は避けるべきです。
スカートをはく場合は、ひざ丈よりも長いものを選ぶように気を付けましょう。
襟つきトップスできちんと感を出す
トップスを選ぶ際は、シャツやブラウスなど襟付きのものを選ぶようにしましょう。
襟付きのものであれば、スーツを着用した時と大きな違いがなく、訪問先企業にマイナスの印象を与えずにすみます。
また、シャツやブラウスを選ぶ際には透けないものを選ぶようにすべきですが、もし選んだシャツやブラウスに透け感が目立つ場合は、下には見えてもよいキャミソールなどを着るようにしましょう。
下着が透けてしまうのはとても恥ずかしいことですし、企業の担当者も目のやり場に困りますし、マナー違反になりかねません。
ワンピースはシックなものを
シャツやブラウスではなくワンピースを着用する場合は、シックなものを選ぶようにしましょう。
素材や色、柄などによってワンピースもオフィスカジュアルとしてOKなのですが、柄が目立ちすぎる場合はビジネスシーンには不適切です。
柄が小さいものや、ビビッドカラーではないものを選ぶようにしましょう。
また、スカートと同様に露出が多くなってしまうのもNGです。
ひざ丈よりも長いワンピースを選ぶようにしましょう。
ストッキングを履く
スカートを履いて足が出る場合は、必ずストッキングを着用するようにしましょう。
生足は先方にとって失礼にあたることもありますので、ストッキングを着用するように注意しましょう。
パンツスーツの場合は、ひざ下までの短めのストッキングでも問題ありません。
夏は暑いのできついですが、それでも生足や素足は失礼にあたりますので、薄手のストッキングをはくようにしましょう。
また、ストッキングについても主張の激しいものはNGです。
会社によっては、黒のタイツはNGというところもあるので、肌色に近いストッキングを選びましょう。
パンプスのヒールは適度な高さに
パンプスのヒールの高さは適度にしましょう。
移動することが多い営業職にとって、ハイヒールは歩きづらく、すぐに足が疲れてしまいます。
また、フラットすぎるのも不適切になる可能性があるので、少し2-3cm程度高さのでるパンプスを選ぶようにしましょう。
また、他の項目と同じく、パンプスを選ぶ際は派手な装飾のついたものはNGです。
大きな飾りがついていたり、キラキラした華美なものはビジネスシーンに不適切なので、控えましょう。
春の営業職のオフィスカジュアルコーデ例
春先のシーズンは、これからだんだん暖かくなっていく一方、夜はまだ肌寒さが残る季節になります。
そのため、トップスはゆとりのあるアイテムをチョイスしながら、羽織ものとしてジャケットを常備しておくと良いです。
例えば、
- グレーのジャケット、グレーのセンターシームパンツ、白のブラウス
- ネイビーのテーラードジャケット、ネイビーのワイドパンツ、白シャツ
- ベージュのジャケット、ベージュのタイトパンツ、白のブラウス
- 白ブラウス、ベージュのタイトスカート
などのコーデは春先にぴったりです。
夏の営業職のオフィスカジュアルコーデ例
夏になると本格的に暑さが増してくるので、春先よりもゆとりのある服装をした方が、営業中も辛くないです。
ただ、企業に訪問した際はジャケットを羽織ることはビジネスマナーでもありますので、忘れずに用意しておきましょう。
- ネイビーのジャケット、ネイビーのワイドパンツ
- ベージュのジャケット、ベージュのセンターシームパンツ
- グレーのテーラードジャケット、白のワイドパンツ
- ネイビーのジャケット、ネイビーのタックパンツ
など、ゆとりのあるアイテムを活用するようにしましょう。
秋の営業職のオフィスカジュアルコーデ例
秋は暑さが残りながらも肌寒くなっていく季節です。
そのため、基本的には春のコーデに近い服装で問題ありません。
春はさわやかな印象を与える服装が多かったですが、秋は肌寒くなっていく季節なので、暗めの色を活用していくといいです。
- ネイビーのジャケット、裾に向かって細くなるネイビーのテイパードパンツ
- 黒のジャケット、黒のセンターシームパンツ、ベージュのブラウス
- ネイビーのジャケット、ネイビーのスリムパンツ、白のブラウス
- 黒のストレッチジャケット、黒のスリムパンツ、白のシャツ
などがコーデ例です。
冬の営業職のオフィスカジュアルコーデ例
冬は本格的に寒いシーズンになりますので、防寒対策もしっかりしましょう。
営業職はタイツやストッキングは必須ですが、厚手のストッキングを履き、足元から冷やさないようにしましょう。
移動中はコートやマフラーなども活用して、防寒しましょう。
コーデ例としては、
- 黒のテーラードジャケット、黒のスリムパンツ、白のブラウス
- ベージュのジャケット、ベージュのタックスカート、黒のハイネック
- ツイードジャケット、ツイードのワイドパンツ、白のブラウス
などが好例です。
営業職のオフィスカジュアルNG項目
営業職のオフィスカジュアルにおいてNG項目をあげていきます。
- スニーカー
- デニム
- 身体のラインが出る服
- 露出の多い服
は、オフィスカジュアルとして不適切なので避けるように注意しましょう。
特に営業職は会社の顔として、クライアント企業に訪問します。
会社の顔となる営業が、不適切な服装で企業に訪問してしまったら、自社へのマイナス印象を与えてしまいかねません。
上記のような格好は慎むようにしましょう。
具体的に解説します。
スニーカー
スニーカーは、営業職のオフィスカジュアルとしては不適切です。
内勤の方であればスニーカーが認められるケースもありますが、外勤の営業職としては、スニーカーはカジュアルすぎるのでNGです。
会社の顔として訪問するのにスニーカーでクライアント企業に訪問するのは、無礼にあたります。
パンプスやかかとの高すぎないヒールを選択するようにしましょう。
ヒールをはく際は、かかとが高すぎると移動の時に疲れてしまいますので、2-3cm程度の適度な高さのヒールを選ぶようにしましょう。
デニム
デニムスカートやデニムパンツなど、デニム素材のものもビジネスシーンにはふさわしくありません。
カジュアルすぎる印象を与えてしまうので、クライアント企業にマイナスの印象をもたらしてしまう可能性があります。
パンツスーツや、ひざ下まであるスカートを選ぶようにしましょう。
カーゴパンツやワークパンツなどもカジュアル過ぎるので控えた方がいいですね。
身体のラインが出る服
身体のラインが出る服も、オフィスカジュアルとしてはふさわしくありません。
身体のラインが出すぎてしまう服装は、男性の方にとっては目のやり場に困らせることになりますし、人によっては下品な印象をもってしまうこともあります。
半袖のカットソーやタイトスカートやスキニーパンツなどはNGではありませんが、タイトすぎるワンピースなど、身体全体のラインが出てしまう服装は避けるように注意しましょう。
また、下着が透けてしまうような透け感のあるシャツやブラウスもNGです。
露出の多い服
オフショルダーや胸元のあいているシャツ、ミニスカート、ショートパンツなど、露出の多い服装は営業職としてはNGです。
いくら仲良くなっていたとしても、企業への訪問はあくまでもビジネスシーンのため、露出の多い服装は会社への信頼を損なう可能性のある危険性があります。
先方担当が男性の場合は、目のやり場に困ってしまうことになり、TPOをわきまえられない女性だ、という悪印象を与えてしまいます。
営業職に限らず、ビジネスシーンにおいては露出の多い服装は慎みましょう。
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